

ファンダメンタルズ分析とは、経済指標を基に各国の政治・経済状況から、今後の相場の動きを予想する分析方法です。代表的なものは雇用統計、政策金利、要人の発言などが挙げられこれらの経済指標は為替相場の動向を読む鍵となっています。チャートを読み解き相場を予想するテクニカル分析ではカバーしきれない相場の値動きもこのファンダメンタルズ分析なら予測可能なので政治・経済の動向を左右する主要な経済指標をしかっり抑えおく事をお勧めします。

ファンダメンタルズ分析は相場を予想する上で非常に重要な役割を持っています。大統領による金融政策の発言や、失業率の発表といった経済指標は為替相場に大きく影響を与えます。近年の例では2007年に起きたサブプライムローン問題のような世界的な金融危機でさえもファンダメンタルズ分析である程度予想されていたと言われています。その為、重要な経済指標を知っていると知っていないとでは大きな差がでます。FX会社によっては世界各国の経済指標の開示やメルマガ配信をしてくれる所もありますので上手く活用する事をお勧めします。
ファンダメンタルズ分析をする上で重要となる指標は以下6つとなります。

①政策金利
政策金利とは、国の中央銀行が普通銀行にお金を貸す時に適用される金利の事です。日本で例えると中央銀行は日本銀行の事で普通銀行というのは、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などの事です。この政策金利が上がれば、それだけ経済が発展しているという事になるので、通貨価値が上がりやすい状態にあるという事になります。

②失業率
失業率とは、完全失業者が労働力人口の何%を占めているかを表した数値です。当然、失業率が上がれば、経済が不安定だということになり、相場は下がりやすい状況となります。

③貿易収支
貿易収支とは、輸出額-輸入額で算出される、他国と貿易を行なった結果の収支を表す数値です。輸出額が輸入額を上回れば貿易黒字、逆に輸入額が輸出額を上回れば貿易赤字という状態になります。

④GDP(国内総生産)
国内で1年間に生産されたモノやサービスの価値を合計したもの。1年に4回発表され、GDPが上昇すれば相場も上昇しやすく、下降すれば相場も下降しやすいです。

⑤小売売上高
小売売上高とは、その名の通り小売業の売上高の合計の事を指します。小売業者というのは、いわゆる私たちが普段買い物をする店の事です。ですので小売売上高の数値が高ければ高いほど好景気が良いということになり、当然為替相場も上がっていきます。

⑥消費者物価指数
消費者物価指数とは消費者の購入頻度が高い580品目のモノやサービスの価格変動を表す指数の事です。消費者物価指数の上昇はインフレを意味し、下落はデフレを意味します。
以上が主要経済指標となります。こちらに世界各国の経済指標のメルマガ配信をしてくれる会社を記載しましたのでご活用下さい。
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